【読書】『リング』鈴木 光司(著)

暑い時はホラーだ!とりあえず貞子だ!

ということで、『リング』(鈴木光司著)をKindleで読みました。

 

同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。――そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった……。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。*1

 

以上のように、皆さんご存知の通り、ビデオテープに録画された映像をきっかけに、貞子の呪いに巻き込まれていくストーリです。映画版とはちょっと違います。だって、TVからグネグネした動きで出現する貞子は出てきません!あのイメージが強すぎて忘れられない!映画の原作である本書は、怪異を楽しむというよりも、なぜビデオテープのせいで死亡するのかという謎解きが中心です。主人公とその親友は、自分や家族が生き延びるため、貞子の生い立ちに迫っていきます。そのスピード感が良くて、先が気になってどんどん読みたくなっちゃう。

 

ネタバレ感想→まさかウイルスとはなー。

 

シリーズ2作目の『らせん』までは、現在、Kindle unlimitedの対象になっているようです。ひとまず、『らせん』は読もうと思います。

 

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*1:Amazonあらすじより